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2004年04月14日

4月13日barr.vol,11@渋谷ガボウルスペシャルwith Kimmo Pohjonen

至福・夢の一夜の写真を一部公開。
毎月恒例即興セッションbarr11回目、舞踏・東洋と僕のホストに
スペシャルな参加。フィンランドより来日中のKimmo pohjonen。
2000年渋さ知らズメールスフェス出演時に見て以来の大ファンの僕。まさかこんな早く競演が実現するとは思ってもみなかった。
角度の問題で3人同時に写っているものはないです。頭の中でつなげてください。

barrkimmo1 barrkimmo2 barrkimmo3 barrkimmo4 takaokatouyou1 takaokatouyou2

さてbarrスペシャル当日。
とにかくもうじたばたすることも少なく、開始までは自分の段取りのあら捜しをするのみ。
今回は楽器の運搬をアキアヤ夫妻カーにお願いした。五反田駅前で待ち合わせ。すぐそこのホテルへ。
アウトボードとミキシングコンソールが重い。でも思ったよりは機材は少なめだ。
kimmoは昨日に引き続き「天は人の下に人を作らす」と書いてあるTシャツを着ている。意味深だ。
場所に入り大急ぎでセッティング。東洋の要望でドラム台を菱形舞台に動かしたりソファーやドラムを出したり、kimmoのセッティングや僕のセッティングをしたり。
kimmoのチーム、PAのアントと二人はやたら手際よく並べる。僕はあれやってこれやってばたばた。
kimmoはjamman使いとして有名でしかも2台も使うという贅沢な人。今回は1台のみだそう。後はMIDIペダルなどで多数コントロール。
それにヘッドセットマイクからボイス、ワウとルーパーとディレイ、リバーブ以外はそれほど派手なエフェクトは使っていないように感じる。忙しくて確認するの忘れてた。
と、これでもうサウンドチェックの話に。アコーディオン自体が多彩な音を出すため、モジュレーション系のものはそれほど使わなくてよいのだと思う。
僕はGYROセットのAKG D-409ダイナミックマイクにARTの真空管マイクプリアンプ、それとKORGのチューナー用コンタクトマイクから
BOSSのコンパクトミキサーに行ったラインを、LINE6のディレイにステレオで入力、それをモノで出してBOSSのベースシンセサイザーに、
そこからkimmoのミキサーに入れてもらいミックス、それを店のPAに送ってもらう。
最初は僕の音が聞こえ辛かったがなんとか形をとったところで気がつけばいい時間。お客さんも集まっている。
15分ほど休んではじめることにする。
kimmoにステージングの要望を聞くと「時間はどれだけでもよいから1ステージでやりたい」とのこと。これで飛び入り参加は完全自由意志に決定。ああ。
東洋にもその旨を伝える。

はじめに両名を紹介し、スタート。
まずはkimmoと僕の二人で音を出し始める。ここからの細かい時間軸上の流れでの説明はできない。
断片的に浮かんだ意識のうろ覚えぐらいしか記録できない。
スタート数分はアントが僕のボリュームを上げるのは忘れていて生音だった。合図してあげてもらう。
二人ともエコーがかった音が多いため分離するというよりは溶け合って個別の音の判別がつきにくい。
僕はそれでよいと判断。後に聞くとこのことをkimmoは気にしていたらしい。
「楽器の可能性を拡張する」とインタビューに答えていた彼と僕にいくつかの共通点があった。
お互いよく楽器を叩く。通常の楽音以外のノイズを楽音のように多用する。
相違点も勿論、彼が非常にコントロールの効いたループを構築するのに対して、僕はループは楽音というよりはノイズの一つとして扱う。
それにしても彼のアコーディオンは非常に多彩な音色を発する。楽器本来の音以外の使い方も好きだ。
そして全体的にリズミックな展開が多い中、これはアコーディオン奏者の動作独特のものなのだが、リズムに訛りが生じる。
これは楽器の構造上のもので、これによりスクエアなビートではないユニークなグルーブを作り出している。
今はこんなことをつらつら書いているけどやっている最中はこんなことを一瞬で脳は処理している。
基本的にkimmoはコミュニケーションをとりやすいミュージシャンだ。あわせるところとあわせないでいる部分がはっきりとしている。
非常にやりやすい。
東洋は菱形の舞台を中心に非常にスピード感あふれる感じで舞っている。
このときに思ったのだが、僕は実はじっと踊りを見て演奏しているわけではない。無視するわけでもないけど、視覚的に全部捉えようとしていないことに気がついた。
音も聞こえていたり聞こえていなかったりするわけで、僕は視覚的なことをそんなに重視する人間ではないのでこれは僕のみなのだろうか、
音楽的なことのように思えてしまう。
でも絶対、東洋がそこで舞っているということを感じてはいる。
ちょっと話が変わるのだが、DIVER(松本健一ts田村夏樹tp高岡大祐)でよくあるのだが、ライブ中に自分がはじめて出せた音に夢中になって
しまう時があるのだけど、この日はエレクトロニクスを使った状態でそれがあった。
久しぶりにコンタクトマイクをつけて演奏したのだが、以前に比べて楽器本体から出す音が増えたので、いろいろな音色が発生。
ディレイを調整しているうちに、なぜかチューバを叩くとエレキギターみたいになったり。
流れがあるメロディックな部分も、そうでないノイズな部分もどちらでもない部分もどこをとっても楽しめた。
まあ楽しんでいるというよりはひたすら音を出しているだけなんだけど。自意識なんていらない。
東洋が速度を増していく。そして本当に連続1時間半即興演奏で幕。
スタンディングオベイション。熱演だったと思う。
渋さのツアーで同行したメンバーも多数来てくれており、皆が楽しんでくれたようでそれがとても嬉しく。
投げ銭飛び交う。
kimmoも楽しんでくれたように思う。

何にしても夢のような一夜だった。
準備の不安も演奏中の感覚も終わってしまえばまるでなかったことのようで。
片付けや挨拶もあわただしく、気がつけばここで彼らともお別れ。
後になってみればもっと今日の演奏の感想を聞いておけばよかった、と思いながらも、出された音だけが全てなのだからそれでいいではないか、
という気持ちも。

それにしても素晴らしい機会だった。
突然降ってわいたようなこの夜に多大に感謝。
いろいろなことを感じた。
これ以上にモチベーションを高める機会を、今後僕は持たなくてはいけないのかと少しだけ面倒な気持ちもあるが、
さらなる演奏の機会が楽しみだ。
posted by daysuke at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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