茶箱で西村さんと。
宣伝不足か、客席は寂しい状態であったけど
客の少ない時に演奏が良いというジンクスはここでも生きており
二人とも完全にアコースティックでの演奏は
自分の生の力を全力尽くした好演だったと思う。
1部は非常にフリージャズ的なサウンドで
二人ともそういうジャンルの人間でないのに、そうなったのが面白い。
2部は対極的にアブストラクトな側面が、
二人共通の声をよく出す、生音特殊奏法などがバランスよく。
「初めて顔が見えたような気がする」
とは西村さんの弁。
こんな素晴らしいサウンドをだすミュージシャンにこんな風に言われるなんて
嬉しい限りで、これを膨らませるような新しいことを考えようと。