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2004年12月13日

低音環境plays大原裕

低音環境 不破大輔b高岡大祐tuba
徹夜の準備からそのままバスで上京することになった朝。
当初は青春18切符で行こうと思っていたのだが、この日のスペシャル企画のために
車内で作業する必要ありで。
大原裕1周忌念 低音環境plays大原裕@なってるハウス。
不肖の師匠 (写真は追加予定)大阪滞在中になかなかまとまった時間が作れず、散逸しつつあった楽譜の整理とか
採譜とかに追われ、最後の追い込みに。
リブラフなどの楽譜をかき集めてみたら驚くほど大原さんの曲が少ない。
「世界の名曲を」というのがアイデアだったから当然か。
そちら方面は諦めて主にサイツの音源を起こしていく。
テーマは簡単、キーは金管楽器ならではのやりやすいものばかり、
何百回聞いたか分からないCDなので一度軽く聞いたらすぐに書ける。
こうやってみっちりと聴くといろいろなことが思い出されるし考える。
ファーストサイツをはじめて聴いたのは当時やっていたバンドのメンバーのお勧めだったか。
こんな風に破天荒なまでに楽器を思いっきり吹いているのははじめて聴いた。
10代のころに聴いていたジョーボーイやニューオリンズの楽器吹きもそうではあったが、
何かが違う。よく形容される「吹き切る」というやつだが、リズム重視の音楽によくある
キープ感がなく、一音一音「わしもうどうなってもええもんね」って感じで吹く。
このノーフューチャーなスピード感は新鮮だった。
それからライブ、見に行ったり。最初の出会いは最悪で…長くなるからまあいいや。
曲を採譜するといろいろなことが見えるのだが、曲は驚くほど単純だ。
シンプルな音階で簡単な構成。そして改めて気がついたのだが、ライブでは1時間1,2曲、
それもほとんど即興だったのに比べると、CDは一曲一曲がJ-POP化というほど短いのだ。
まあそれにしても思ったのは、良い曲だが誰にとっても、というわけではなくて、
これは演奏者を選ぶぞ、と。
言ってしまえば中学生でもテーマだけならあっという間に吹けるだろう。
熟練のジャズミュージシャンなんかだったら鼻で笑って複雑なアレンジとかしそうだ。
ただ曲が平易でわかりやすいだけにいろいろなことが要求される。
まずは勿論リズム、そして歌い切る事と創意。精神的な体力みたいなもの。
あるいは肉体的な精神力みたいなもの。
まあここらへんはライブやって分かったのだ、続けよう。
なってるに早めに入ると不破さんは発見の会の稽古で遅刻とか。
リハは口頭でしか出来ない模様。
なってるは室舘親子展中で、あやちゃんのあやパパの絵が飾られている。
パパの絵ははじめて見る、墨絵のような裸婦。
不破さん来る、で、本番。
ファーストサイツのオープニング曲、fall to funkから。
幾度も口ずさんだこの曲をこんな風に吹くのは久しぶりだ。それも2回目くらい。
大原さんのソロが頭にこびりついていて、そこにいないようにするのに大変だだだ。
いつもの低音よりはぐんと音量は上がる。
口頭打ち合わせしかしていないために曲の進行に不具合が起こるのだが、
これが逆に創意を燃やさせる。逆境は最高のスパイスなり。
吹き進めていくに、大原さん、つらいよ。
何が辛いって、曲はどれもこれもテンションが以上に高く、おまけに音も高い。
高い音を切れ味抜群に吹き切りまくる、そして歌いまくる。
金管楽器いじめだこりゃ。他の奴吹けんぞ。
それだけに勿論やりがいはある。
思いっきりノーフューチャーなまでに音を吹き切るということでは、
思いっきり影響受けている、僕。
1部終えたらくらくら、まあいいかね〜、なんて軽いのりで大原追悼企画は終え、
低音通常営業に。
それでも、刺激を受けた我々は止まらず、新たなる展開へ。
ノーフューチャーなまでに一音成仏するのはいいが、
本当に未来がなくなるのは嫌だ。
不破さんが発見の会稽古で聞いたという上杉清文さんの言葉、
「やりたいことはできないし、やれることはやりたくない」
ならば、できないことだけをやっていこう。

折角さ、生きて音楽やるんだったらさ、それくらいのことでいこう。

終演後は先日送ってもらった都内の高校の文化祭で吹奏楽部が演奏したという
ナーダムの録音をかけてもらう。
僕と不破さんはもう聞いているけど、いつ聞いても面白い。
店長リマさんも大受け。「音程が合ってるよ〜」だって。
僕も高校のとき知ってたらこんなことやりたかっただろうなあ。
しかし高校生が渋さのカバーとは。ちょっと前なら考えられないことだ。
僕は、子供の頃にやりたかったことは、今少しずつだけど着実に出来ている。
こんなかからもいろいろなのが出て来るのかなあ、なんて。
充実の一日でした。
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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