チューバ吹きの旅・ライブの予定は こちらからどうぞ 写真はクリックで拡大できます !

2004年12月16日

美食と福音の日々スタート

吹禅打禅:高岡大祐tuba 山田ベン(Per)倭堂(人形・書・描)
辰巳亭から富山へ向かう。
今日から三日間吹禅打禅三連戦。
当初富山の打楽器奏者ベンちゃんと音楽デュオだったのだが、
富山在住の人形遣いで絵描きで書描きのやまとさんとの出会いがあり、
視聴覚取り合わせのマルチメディア即興ユニットとなる。
ディジュリカホン  墨絵ちゃん吹禅打禅とは、僕の発案で、吹禅ってのは臨済宗あたりの虚無僧が
尺八を、一つの管を吹ききり無我の境地へ至る、
といったちょっと乱暴な説明だけどあって、
吹いて吹いて何にもない、みたいな感覚が良いなあとずっと思っていて、
そしたら叩くのだってそうではないか、と。
そんなこんなで吹禅打禅(ああ、本当に乱暴だ)。
外人受けとか癒し系(書くのも嫌な言葉だが)みたいなのではなくて、
禅って言葉使うとそういう印象があるけどけしてそんなミスティフィカシオンではないです。

初めて富山行きをバスで、池袋発。
朝のラッシュはピーク時で凄まじく、東京暮らしの厳しさを感じる。
噂で聞いていた通りバスはガラ空きで、1台に6人ほどか、悠々。
眠いので爆睡したり、はたまたPC作業したり。
途中でよったSAでの休憩も20分もあって、食べるつもりのなかったそばを松代SAで。
これがばっちり!値段も味も楽しくなくなっていく東名とはえらい違い。
帰途に向かうにつれ天気は怪しくなっていくがそれでも風景は美しい。
富山駅に着き駅前CICビルにてベンちゃんと待ち合わせ、今日の会場エコーレへ向かう。
珈琲の味ならここ、という僕の大好きなお店、
身内でだけ有名なアショカのカレースパイスなど、
垂涎の食材群も揃っているこのお店でライブをすることになるとは!
やまとさんもほどなく到着。早速珈琲頂く、今日のエチオピアはなんだか軽やか。
今回受け付けやお手伝いをしてもらう河波さんも来場。少ししてセッティング。
初めてライブを行うということでお店の方たちは何だかそわそわしている。
机を取っ払って、ランプはずして。よく見ると店内のあらゆるものに値札が。
アンティークの小物も多いことにいまさら気がつく。
演奏手二人の斜め前にやまとさんが。
今回のツアーのためにコンパクトな絵描きセットを作ってきていて、
なんだか紙の縦巻スクロールがついた
鏡台のような。さすがのアイデアマン。
少ししたらもう開始ではないか、少々腹減りで開始。
こうかな、と思っていたらやはりの微音。
吹禅打禅のサウンドでいきなりはっきりと音が出るほうがおかしい。
やまとさんはどんどん墨絵を書いては下方に紙をスクロールして惜しげもなく巻き取り、
空に登る風景がごとく書き進む。素敵。
なんだか筆二刀流で紙にリズムを刻んでいる!その様は目に見える音楽のよう。
書き進むスピードのあまりか紙があっという間に終わり演奏は残り。
ベンちゃんは一人下がって、ぼくのソロが残る。
そんなで1部は終了。休憩を挟んで2部。
やまとさんはスクロールセットをはずし、人形遣いに。
2部はベンちゃんのカホンソロから。彼のメインともいえるこの楽器のソロから
やまとさんと連れ立ってステージへ、なんということか僕もカホンを。
ベンちゃんの最速スピードとやるなんて素人には酷、だが踏ん張る。
やまとさんの人形はひょうきんにして美しく。遊んでいるのだ。
これを書いている現在、この時の音の印象は遠いのだが、
まだこの時点ではフレーズらしきものが中心であった。
これは日が進むにつれて解体していく。
なんかするっとやまとさんはそのまま店後方へ下がっていく。
あれっ、とか思ったのだけど音はそのまま。
それからしばらく演奏は続き、幕。
よい初日だったと思う。特に会場の感じが集中感があってぐー。
客はけの間に僕はお店漁り。カレー粉を買い占める。
片付けが終わったら、ああ、念願の台所やさんへ。
はす向かいにあるこのお店は、富山の人がすごい、っていうくらいおいしい魚料理の店。
ずっと話ばかり聴かされて、早くしまるここには来た事のなかった数年。
同所有で向かいの日の出小劇場でライブまでしたことがあるというのに!
その永い思いが叶い、皆さんと。
店内は箸袋から装飾に至るまでやまとさんワールド。全部やったらしい。
本当に才人だなあ。
まずはビールで乾杯、しかしそこから出てくる料理にビールは無理というもの。
先付けのかに味噌、これだけでやられた、なんという味付けか。
ここはもう久保田、少し甘味あるものがベストかと、常温で。
刺身はなんということか、という味。ただの鮮度ならいかようにもあるが、
刺身はあくまで料理である。必要な部分を必要な技術で最低限だけ触れて。
あかがれい、ばちまぐろ、さば、あまえび、水だこ、さよりand more!
なんだこれは〜。もう日本酒だ。
続いてはかに、紅ズワイガニ茹で。大皿でど迫力。
かには滅多に選ばないものなのだが、これはないでしょう。
甲羅の部分頂いて、かに味噌そして内側に張り付いたあの白い柔。
極上の刺身セット  やまとさん食らう  そして蟹
料理としての圧巻の驚きはこの後に続くサラダである。
かにを超えるメインとして、サラダ、である。
牛すじ肉をとろとろに煮込んだものを中心に、一味一味仕上げた魚たち。
一口一口が経験であり、総合である。
タイのスイートチリを白身魚の漬け汁に使うなんて!
ここらへんにはパワーのある酒として小鼓が出てきた。憎い。
さらに追い討ちとして雑炊、なんていうから和を想像していたら、リゾットのような!
トマト味で少しブイヤベースのような、オレガノかと思いきや巧みに使われたバジルの
香りの乗せ方があまりに巧妙だったのだ。驚き。
片栗で少し被って熱を加えた牡蠣がとろりと、これでもかと旨みを。
食っても食っても喜びである。すごい。
ああ、嬉しい。
何たる贅沢か、という滑り出しの初夜。
連泊することになるやまとさんの事務所、市内の2階建て一軒家へ。
ここでも少し飲み足し、やまとさんとディープに話。最高。
程なく送迎を終えたべんちゃんがやってきて、僕はこの辺でうつらうつらと。
現つし夜の夢から本物の夢の世界へ。
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。