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2004年12月18日

美食と福音の日々ラスト

そして吹禅打禅04年最終日。
さすがに溜まった疲れか、遅い目に起きて昼飯は僕の要望で
糸庄へ。国道41号線沿いのもつうどんで有名なところ。
糸庄のもつうどん
週末の昼ということで大混雑。
板場ではおっちゃんが一人しゃかりきになって仕込んでいる。
凄い集中力と持続力、奥に見える大量の食材、僕は見とれる。
大混雑だが凄い捌きの素早さ、ほとんど待たずにもつうどん登場。
しっかり煮込まれた味噌の味わい、臭みのないモツの旨み、
たっぷりの野菜と野太いしたうどん。あったまるし元気が出る。
満腹の満足。滋養って感じである。
この後は近所の温泉へ。国道沿いの高速のり口にこんなに良い温泉があるとは。
露天風呂が物凄い小さいたらいで、やまとさんと二人で無理やり入るのがおかしい。
なぜかたらいのそばに明らかに男性器にそっくりの石が横たわっている。
やっぱ僕の方が長風呂。僕は飯と風呂、女の子より遅い。
そして僕の意見で百円ショップへ。
かねてより考えてあったアイデアで風船を大量に購入。
雨が降ってきた、急ぎmaybeへ。
maybe
ベンちゃんはもう搬入済み、今日は吹禅打禅受付嬢・河波さんはビデオ係だ。
久々の店長田岸さん、バイタリティー溢れる女性で、
彼女のセレクトで直接買取で揃えられた
エスニック雑貨は、ただの雑貨屋の取り揃えとは訳が違い、美術品の域である。
今日は予約が少ないらしい。でもライブに楽しい予感は高まるばかり。
少しだけ店内を模様替え。売り物のディジュリドゥをお借りすることに。
練習中に風船をチューバに取り付ける。これが思っていた以上の音が出て。
バズゥイング(唇を振るわせる通常の吹き方の基本)ではなく
風船にチューバを鳴らせて貰うわけで、
とても刺激的だ。吸奏に続く新奏法の予感。またしても宝物見つけた気分である。
開始前に頂く御飯はmaybeセット。田岸さんは「ただのお惣菜」というがまさかまさか。
とても丁寧な定食。ゆずがふんだんに使ってあって、おからのサラダも絶品。
開場後〜開始時間になってもまだまだお客さんが押し寄せてくる。
前売が出なかったので不安だったが嬉しい誤算。
店中の椅子を出してもギリギリ間に合わないくらいの大入り。うわあお。
やまとさんのお絵かきセット、またしても僕からは見えない。
僕はメロディックな発想ではなく、微音・具体音(人によっては抽象的というのだろうけど)中心。
ベンちゃんもそれに呼応してか、ありきたりの連続したリズムではなく
(リズムこそ抽象的か?)。
スクラッチ洗濯板  子供ちゃん  太鼓仮面
今回のお客の感想でもあったのだが
「不思議」というのは僕たちのサウンドには当てはまらない。
「不思議」というのは逃げの意見で、自分なりの印象を探すのを放棄したということだ。
本当の意味で不思議なことなんてなかなかないもの。
抽象的、というのも微妙な意見で、僕ははっきりと、はっきりとしない音を出すので
印象がぼやけることはないはずだし、そうなっていたら僕の怠慢だ。
回を重ねるごとにメロディックなものを求めなくなっていく、面白い。
ほとんど吹いてないのではないか、というような状態で、
でもやりたいことだけやって終了。
やまとさん、今回は1部、書き終わってからもその場に留まっていて、なんだか嬉しい。
休憩をはさみ2部。いつも楽屋代わりになっている奥の貴重商品の間から、
ベンちゃんとディジュ・デュオ、
やまとさんはあのリアルなおばあさん人形の4人で入場。
この人形はやまとさんの下半身がすっぽり入ってしまい、
彼の手足が人形の足のように見えるもの。
maybeのお客さんは楽しみに来ている人ばかりで、反応もビビッド。
商品のディジュに持ち替える、やっぱ僕はディジュ向いてない。
民族楽器は向いてないのだ。アイデンティティのない楽器がよい。
チューバに持ち替えて待望の風船チューバ。
練習でやった時のようにうまいことコントロールできないところはあるものの、
やはりこれは予想外で楽しい。いつまでも出来そう、耽溺するのは僕の悪い癖。
やまとさんがその場で作る即興人形、顔や手の部分を百円ショップで買った
水で柔らかくなる玉蜀黍澱粉製素材で仕上げる。舞う。
2部は全速で全力だ。それでもとことん具体音。これは嬉しい。
満場の拍手で終了。
最後の開場がmaybeでよかった。場所が良いということは人が良いということで
田岸さん他お店のスタッフのみんなも心のそこから楽しみにしていてくれて
楽しんでいてくれているのが、お客さんにも伝わるわけだ。
ただのハコ貸しではそういうことにはならないもんだ。
お店閉めてからみんなで最終打ち上げ Micasa Nomiaへ。
噂のスペイン料理屋、僕のたっての希望。
おおお、僕の大好きな発泡ワインcavaがある!
まずは白から、自慢の生ハム・ハモンセラーノ!
赤身はすぐに、白身がついているところは時間を置いてから食べる。
同じハムなのに味わい、特に甘味に圧倒的な違いがある。
噛むほどに味わい深い、僕の最も好きなハムだ。
そしてパエジャ!
注文の時に「温めますか?」と聞かれる。
パエジャ、日本ではパエリアといわれるこの炊き込み料理は
一度にたくさん作った方がおいしい、だから店では作り置きの体をなす。
温めると風味が飛ぶのだ、少し考えて(外は寒かったからね)そのまま頂く。
これがジャスト正解!素材の味が染み込みまくった長粒種米、
サフランも良いものをたっぷり使っている。
風味が命だ。
僕は子供の頃少しだけスペインにいて、親もその味に慣れ親しんでいたので、
とても懐かしい味がする。
そのころにはcavaはロゼへ。これは初めて。高貴な香り。
その後に頼んだ白子のピルピル!
たらの白子のオリーブオイル煮、なんという味わい!絶品である。
皆でおかわりしまくる。
ベンちゃんの知人のフランス人ギタリストの弾き語りが始まり、
嬉しさ楽しさに興が乗り、ベンちゃんと僕も楽器を出して大セッション大会。
ちょっとやりすぎたかなあ、でも楽しくてすみません。
車帰り組みの皆さんを送り出した後、今晩もお世話になるやまとさんと店に戻り
最後の1杯はきりっと冷えたシェリー。有終の美酒。
ああ、気分が良い。
今回の吹禅打禅は学ぶところが本当に多かった。
抽象と具象、メロディーとノイズ。
相反するものが好きな僕はその振り幅の狭間で揺れることも多い。
そのときにその中で上手に遊ぶことの大切さ。
結局自分の好きなことを思いっきりやること。
これに尽きる。
加えて個人的にはやまとさんに教わること多大であった。
自分に必要な事を行う溺れない快楽。深いなあ。
非常にありがたいでした
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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