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2005年01月30日

金色に舞う埃

低音環境:不破大輔b高岡大祐tuba
朝8時半くらいまで友人宅で痛飲。
最近控えていたのでうむむ、久しぶり。
昼前には起きて特製おかゆを頂く。
レシピはレミちゃんらしい。ニンニクと白菜粥。うまひ。
ゆったり昼を過ごし、早めに市川へ。
りぶる
日が沈むとめっきり寒くなる。
そういえばめっきり、って変な言葉だ。あんまり使えない。
本番までサウンドチェックなし、開始直前に行う。
今まで以上に生音に近い不破さんのセッティング。
なんか演奏して思いついたことから書くなんて変だが、
僕の音はチューバとしては本当に失格の落第ものだと思う。
チューバが持つ良さとされているもの、丸み、豊かさ、柔らかさ。
それが全然ない。
本人はぼてぼてなのに、音は尖り、痩せこけ、乾いている。
でもこれは僕の求めた結果だ。
丸く豊かな音で早い音は出ない。
スピードが欲しかった僕の音は、いまや気息音のノイズ交じりの
なんの楽器分からないものになっている。
フルートと尺八のような違い。
ノイズ好き。
別にエクストリームな即興演奏をしているのではない、
基本的に鍵盤楽器のように音階を奏でているのだ。
埃っぽい錆びたような褪せた金色。
そんな音のイメージに包まれる演奏中。
不破さんの音がとてもよく聞こえる。ボリュームは下げているというのに。
やらなくてはいけないことがない感じ。
いくらでも吹ける。
2部の最初で、やばい、例の幻覚が始まりそうになる。
楽器の感覚がなくなり息がひたすら細く伸び、自意識がなくなる。
いつもは喜んで受け入れるそれを、なんとなく回避しようとする。
自意識はいらないが感覚がなくなるのは惜しい。
自分の音量が大きいのか小さいのか分からなくなる。
正確に言うと小さすぎてお客さんに聞こえているのかどうか
心配になるくらいなのだが、自分には異様に大きく聞こえるのだ。
いつまでもきらきらと埃のように舞う音のイメージ。
特殊奏法も何もない、ただ声の様な音。
楽しかった、が、
それよりもこの新しい感覚に出会えたことが嬉しかった。
こういう僕にとっての歌モノをするにあたって、
新しいことがしたいとか変わったことがしたいとかはない。
音を出せば誰にも出来ない、誰もしようとしないことがそのまま出て、
喜びをもって音楽できればいい。
Hugo DiazやRoland Kirkがそうだったように。
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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