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2005年03月23日

音響顕微鏡

上京移動の日。
この日はついに渋谷さんとデュオ。
随分前から緊張していたライブ。
西から東に向かってもずっと雨模様。
なってるハウスが近づくにつれ強くなり。

渋谷さんと何をしようと相談。
エリントンの曲とか数曲。
やりなれない曲が多いので不安はあるけど
僕はジャズプレーヤーではないし出来ることでいこうと。
渋谷さん1 渋谷さん2
1部最初は渋谷さんのソロから。
初めて生で渋谷さんのピアノを聞いたのは
いつだったか前の京都拾得での大騒音楽団のツアーで渋谷さんが来ていた時かな。
あの時も、今日も渋谷さんは恐ろしくさりげないかのように
ピアノを弾いている。
渋さで何度か聞いているうちに圧倒的な音色の違いに驚いた経験あり。
あの複雑な機構をもつ機械式楽器が
タッチによって音色が変わるということは本当に不思議だ。
人によって感じ方は違うだろうけれども
僕は渋谷さんのピアノを聞いているとピアノという楽器を
「弦楽器」だと強く感じる。
勿論タッチの美しさなど、弦打楽器であるから打音も勿論、
しかし鳴らされた響きの豊かさは弦のもの。
美しい。

数曲後僕入る。
出来ることはたかが知れている僕、
ジャズの曲において、僕は何をして良いか、悪いか、
頭では全然分かっていない門外漢。
出来るだけ丁寧に、最小限、必要な音を出すことを心がける。
極小音の即興を聞き続けているうちに耳がどんどん冴えてきて
耳が顕微鏡的に細部を照らし出すような感覚に似た感じがしてきた。
こういうライブが一番、怖い。
でも音楽する喜びや耳の快楽も一塩。

話し弾んで休憩たっぷり、
その後の2部はまた渋谷さんのソロから。
そしてまた僕が入る。
2部では数箇所、はっきりと曲を間違えて演奏してしまった。
うわあ、とか一瞬思うけど音楽は続いていく、
一瞬だけひるんでまた出来ることをしていく。

自分としてはとても貴重なライブ。
2年以上前だろうか、渋谷さんとその時にはヴァイオリンの勝井祐二さんと
三人でここなってるでライブしたときより、
僕は少しは成長しただろうか。
分からないけれど、
自分の好きな音楽家と演奏できるだけのものを持っていたいと
思う気持ちはこうやって大きくなる。
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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