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2005年08月27日

サルディーニャ到着

起きたらめちゃめちゃ寒いではないか、靴下はいていない素足が寒い。
結構近所に寝ている人はいるが渋さのメンバーはおらず。
追い出されるギリギリまでここで寝ている、幸い集合場所がここなのだ。

三々五々集まるがいない人もいる模様。
とりあえず下船。

フェリーより朝日 下船じゃ 朝のふる P1030545.JPG イタリアカフェ 海が見えた! チェックイン待ち バゲージカート サルディーニゃ我が家 ふると入り江 初日の日没 足と日没 ふるきた さるへんハーロック イタリアン万歳! ニコニコ鑑賞 デイブとリーナ1 デイブとリーナ2 踊るリーナ シカゴ勢1 ロスコーミッチェル ラッパ2本吹き
朝焼けの中、船着場でなかなか出てこない大塚君待ち。
そんなことをしていると、イタリア再合流の川口隊長、真理ちゃん、
斉藤社長、そして初参加の舞踏たかこと合流。
ローマでスリにやられたらしいが意外と元気な関根さん。
出てきたバスに乗り込み、一路サルディニア南部のホテルへ向かう。

うまく寝付けなかったのは他のメンバーも一緒、
バス内は寝付きまくりなんだが、車窓の風景があまりにも
今までと違うので僕はしばし見入る。
下がズル向けになったコルク樫の樹、オリーブ、
合間に見える大地は荒涼としていて砂漠みたい。
サボテンの姿もちらほら、マカロニウエスタンを思わせる。
日差しが強い。

途中休憩所でカプチーノ。
他のバスのイタリア人も多い、なんだかおばちゃんはみんな
大阪のおばちゃんみたいだ。
ほそっこいペロちゃんとか「もっと食え」とか言われてるし。

再び一路ホテルへ。
ここら辺は結構気絶。
起きるともうそこは地中海丸出し。
とてつもなく美しい。
空と海の間の境は、はるか遠く、
海岸線沿いから見えるは青青青。

バスは昼過ぎかにホテルらしき前へ到着。
しかしここ、星四つ、ついてんぞ、ほんまにここかいな。
と思ったらほんまにここだった。びっくり。

コテージのようにいくつもの建物が建っていて、
少しずつ分かれて泊まることに。
我が家は北さん、渡部君、鬼頭さん。
渡部君は明日到着だ。

荷物置いたらすぐ散策、まず道を下に降りると
フロント、2回にはレストラン、その向こうには
プールだ、ディスコだ。
さらにその向こうにはビーチが見える。
・・・、もしかしてプライベートビーチ?
うわあお。

急いで戻って準備、近所のふるとしもを誘って
海へ急ぐ。
本当にプライベートビーチだ、ホテルの敷地以外からは行けない。
ゴミなんて一つも落ちていない、
砂ではなく細かい砂利の浜。
左手には岩場、降りてすぐには小屋がある。
ふるがシーカヤックに乗ろうと提案。
乗った事ないしもと僕は教えてもらうことで。

ライフジャケットを身につける。
ふるはソロ、僕らはタンデム。
引っ張って水に浮かべゴー。

最初はぎこちないものの声をかけあってオールを扱い、
すいすい進む。
この快感ははじめて。やみつきになりそう。
笑いが止まらない。

泳ぐと結構疲れそうなくらいの沖まで出てみる。
大きな岩礁が二つ。その周りをすいすい。
そのうち流されて、奥のほうの岩礁に引っかかっちゃって座礁。
何故か大笑いのしもと僕。危ないって。
結構波は強くて脱出に手間取る。
抜け出したと思ったら、ありゃまなんと転覆。
教えてもらったとおり、二人で力あわせて表がえし、
さらに苦労して乗り込む。

このときに足の裏に刺す様な痛み。
これは多分、あれだ。

ふるに下にウニがいると思うと伝える。
彼はコクトベルででっかい水中眼鏡を買っている、
装着して潜ると底にいるらしい。
結構深い。
いくつかとってきて、次はしもが挑戦。
しもが挑戦している間、波が強くなって結構流された。
それを何とかしているうちに、気がつけばオールが一本見当たらない。
しものもとに戻る間にふるが探してきてくれた、サンキュー。

次に僕も挑戦しようとして、ゴーグル借りて海の底へ。
素潜り初体験。
沈んでびっくり、底は断崖のようになっていて、遠くにウニの姿。
体いくつ分か、ちょっとこわい。
底のほうは流れも強く、こぎまくった後の消耗した体力で行くのはちょっと危ないかも。
鳴れたふるや水泳部出身のしものようにはいかない、
調子に乗ってはいられないので、今日は断念。

カヤックにウニを数匹積んで浜に帰還。
小屋のアンちゃんが、「それうまいんだよねえ」
ということで割ってみることに。
こんなこともあろうかとちゃんとナイフ、用意してたのだ。
隊長とバナ君が日向ぼっこしているところに、バリバリと。
ありゃりゃ、あのよく知っている黄色っぽい身がほとんどない。
アンちゃん曰く、「少し小さすぎる」とのこと。
全部ほとんどなかった。ちくしょう。
明日は絶対やるぜ、と誓いを立てて、肌寒くなってきたので
カヤック返して退散。

宿に戻りシャワー浴びてちょっとしたら待望の夕食。
待ちきれず8時きっかりに店の前へ。
予想していた通り、前菜がズラーっと並んでいるのを自分でとるスタイル。
たまらん、僕はアンティパスト大好きなのだ。
さすがに魚介もの多し、サラダ的ものたっぷり。
いえい、イタリアで生ハムメロンだ!メロンは夕張メロンみたいだ。
メイン系のあたたかいものは、給仕さんに頼んでよそって貰う、
ホテル宴会スタイル。パスタや肉ものなど。
ジェノベーゼもあるではないですか。うまいのうまいの。

僕の円卓テーブルには舞踏家たくさん。
とにかくたくさん頬張る食す食べるうまいうまい。
念願のイタリアでイタリアンである。
あちこちに目が行って、酒まで手がまわらない。

かなり慌てて食べたのは、8時40分にフェス会場に向かうバスが出るということで、
今日はどうしても見たいので、小食の女子のように食べるのが遅い僕が(本当です)
早食いに挑戦したのだ。
もぐもぐ。

ミニバスは少し遅れて発車、
向かうのは舞踏家たちと北さんと僕だけ。
ミュージシャンは音楽にいかない。

結構ぶっ飛ばしで夜道を30分、フェス会場に到着。
まだ始まっていなかった模様、良かった。
今回の欧州旅で何度も共演しているアレッサンドロと再開。
彼は確かイタリア人だ。

10時前に開始、司会者が紹介して最初は
Dave Burrell(p)Leena Conquest(vo)
デイブは昔のロフト時代のレコードで聞いているはずだ。
歌手ははじめて知る人。

ジャズボーカルといった感じなのだが、大変訓練された声の持ち主。
デイブは年取って丁寧に引くようになった感じで、ジャズにありがちな
流している感じがなくて好感度高し。
選曲もデビッドマレイと昔やっていた曲とか、アーチーシェップの曲とか面白い。
ヴァイオリンとの為に書かれた曲を歌とデュオでやっているあたりで、
お、即興もするのかと嬉しくなる。
さらには完全に歌での表現をやめ、コンテンポラリーダンスとピアノのみの曲も。
これはかなり嬉しい裏切り。まさか。
確かに歌手というよりはダンサー体型だ。

なによりこんなに英語の歌詞をじっくりとライブで同時間軸で聞いたのは
初めての経験。
これは英語くらいしか分からない中にいるので、少しでも分かる言語を聞き取ろうとする、
今と、彼女の歌の力に引き込まれているからだろう。
大変楽しむ。
アンコールはコルトレーンとジミーギャリソンとデイブがやっていたというバラード。
大拍手。

そして待ちに待った次は、
Roscoe Michell(sax)Corey Wilkes(tp)Don Moye(ds)
高校生の頃から聞いていたアートアンサンブルオブシカゴの二人である。
tpの人は初見。
物凄く楽しみにしていたのだ。

譜面台も何もない、即興の予感。
ロスコーはアルト、ソプラノ、フルートを用意、
コレイはポケットトランペット、普通のペット、フリューゲルホーン、小物を少し。
ドンモイエはドラムスだ。

ロスコーの大変音数の少ない演奏から始まる。
何も決めていないでやるのに、最初からあざとく具体的なものが出ることはない、
と思っているので、これは至極真っ当。
あの散々レコードで聞いていた、若干素っ頓狂な明るい音色が、
PAなしでも聞こえる距離で鳴っている。ちょっとたまらない。
コレイはなかなかtp吹かず小物などから。
ドンモイエも小音量、小音数。

大音量吹きまくりのフリージャズから遠くはなれたような、
かつてジョンケージがAEOCに提案したという、
この場に一人しかいないように、皆と演奏するという境地に近いと感じた。
久しぶりに音楽を聞いて心がドライブする。
あんなこと、こんなことやってみたいとか、ここに僕がいればどうやるかとか。
観衆も拍手を待つような演奏はないのに、演奏がぐいぐいくるところで、
自然な感じで拍手が起こる。いい感じ。

コレイはどうやらポスト・レスターボーイなんだろうなあ、
二人に比べれば随分若そう。
単音ばかり使う展開や、tp二本吹き、ベルから吹きや、
意外や意外、吸奏までやっている。
いやはや、いるもんだ。
ドンモイエは思っていたよりずっと繊細なプレイ、
見せ場では一番ポップか、とてもかっこよい。

編成の妙とか、人間関係とかに依存しない、
純粋にソリストが三人いる素敵な音楽。
聞きながら、とてもフリーがやりたくなる。
この感じ、久しぶり。
即興の後には緩やかに曲の様な感じに続く。

大変色々なものを頂いた感じであっという間の1時間。
曲の最後の最後、1小節、僕の大好きなAEOCの曲「ZERO」の
エンディング部分が入って、かなりびっくり。
感無量。

大変興奮、一緒に同行した面子も楽しんだ様子。
惜しむらくは帰るバスがすぐに出てしまうこと。
アレッサンドロに明日朝、この近くでロスコーらのワークショップがあると聞いて、
なんとか本部にかけあって車の迎えを懇願し、なんとか1台OKを貰う。
アレッサンドロに礼を言って、バスに乗り込み帰宅。

宿に着いたら北さんと音楽話。
興奮さめやらず。
レコードで聞くよりすっと良かったものなあ。
疲れと興奮も手伝ってぐっすり深く就寝。
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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