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2004年09月22日

高岡大祐・山内桂@湯布院えんや

山内桂sax高岡大祐tuba 
Kurt Koegel,佐川樹子(dance)
口八丁九州ツアーが始める前に僕は個人的に入ったライブのために一人大分へ行くことに。
前日は準備(主にCD-R制作)のために2時間睡眠でゴー。
今回は口八丁セット(通常チューバは吹かない)とチューバがあるため大変な大荷物。
背骨が折れそうである。朝9時台の博多行きレイルスターは満員で指定席は取れず、自由席に行列。
並んでからその列車が喫煙席であることを知り、ぐえーっとなりチューバと大荷物を置いたら
即座に禁煙車に移動。かろうじてゲットする。
もう喫煙者で移動は出来ないなあ…。
しかし車内は満員で乗り入れる人はがんがんぶつかってくるので安眠ならず。
でもあまりの疲労と寝不足のために爆睡。つけば博多。
博多には今回のオーガナイザーで共演者でもあるサネマツアキラさんがお迎えにきてくれている。
東京から地元に帰った彼とは1年以上ぶりの再会。お礼と挨拶。
イタリアン昼飯食べながら色々と話。
今日僕が初共演する山内桂さんとは僕は面識なく、サネマツさんもちょっとした顔合わせと
メールのやり取りくらいでよく事情がわからず若干の不安があるものの、
来てしまえば後は楽しむだけである、と開き直り、由布院行きのバスチケットを受け取り、
一路由布院へ。勿論このバスにも初めて。
今日は天気が悪い。加えて大分に近づくと濃霧である。雰囲気があってよろしい。
霧の湯布院
近頃の台風の影響と見えて道行の木々がぶっ倒れていること多し。
霧の湯布院ICバス停に着く。山内さんが迎えにきてくれていた。
勿論初対面。まずは挨拶。ひょろっとした大人しそうな男性である。
車で5分くらいの会場「えんや」へ向かう。山の中の新しい民宿でとても良い感じ。
ご主人立川さんに挨拶。そして今日の共演ダンサーの二人,kurt koegel、佐川 樹子両氏とも対面。
会場はなんだか広々とした空間でまだできたての感じ。
なんでも庭だったスペースにライブ&ギャラリーの場所を作ったということ。
着いてすぐに僕はウォームアップを始める。
唇のウォームアップは音を確実に出させるようにはなるものの、振動の偶然性みたいなものの確率は下がるので
どうしようかなあ、と思うけど、今日ははじめての人とでコントロールされたものにしようと思い、やる。
演奏スペースはとても響きが良くライブが楽しみ。
珈琲休憩を挟んでお話など。山内さんの音楽話とか。
えんや
前から大友良英さんのMLなどで山内さんのことは知っていて、大分でほぼ孤立無援の状態で
一人即興演奏を続けていたことは知っていた。
詳しく話を聞くにとても難しい状況の中やっておられたらしい。
2年前に会社を辞め音楽1本で行くことに。それでも大分の状況は厳しいという。
僕は旅ばかりしているけど、別に旅が好きなのではなくてその先に音楽をやる場所と人がいるからだもんなあ。
東京の機会が多いのは共演したい人たちがそこに多いから。一所にいることはあまり想像できないけど。
寝不足の状態で体のコンディションが気にかかるが、意外と調子が良いので昼寝したりせずに臨む。
1部は山内さんとデュオ、その後に山内さんのソロ、僕のソロ。
僕はこのときまで山内さんの音すら知らない、よく聴きながら始める。
気息音とでも言おうか、アルトサックスらしい音はせずキーの音と息の通る音がよく聞こえる。
サックスの音になりそうなギリギリのところでそうはならずに、息の音がキー操作などに影響されて微細な変化をしていく。
非常に小さい音だ、僕は音量のレベルだけ合わせて、吸奏から始める。
なるべく倍音を押さえて極低音の状態のパルスを作る。
山内さんの音と関係がないようであるようでないようで。
どちらかの音が偶然途切れた時に残された音が不思議な印象を与える、その感じが面白い。
僕も息の音などの小音量の微細な変化の音を中心に。吹いたり吹かなかったり。
そんなかんじでデュオをやり、後に山内さんのソロ2曲。
1曲はアルトの即興演奏でデュオの時よりさらにシンプルな感じ。空間も多し。
もう1曲はライブでよくやる曲のようでsalmo(鮭の学名)。ある下降スケールの短いフレーズを中心に様々な鳴らし方で
少しずつ変化をつける。
ほとんど変わらないようなものなのだが、たまに、おっ?というようなよく分からない印象の時があり、
それはたぶん楽理的にどうこういうものではなさそうで、そこが面白かった。
この2曲を聞いても自分と共通する部分があることを感じる。
で、僕のソロ。先ほどまでほとんど吸っていたので、今回は吹いてみることだけを決める。
なんとなくメロディックな印象から始まりいろいろに突入(自分の演奏は説明し辛い)。
休憩を挟んで2部。2部はダンサー二人と僕ら二人。
二人のダンサーはベルギーでコンテンポラリーダンスをされているそうで、さすがにダンサーといった動き。
特にkurtさんの力強くゆっくりした動きはかなり好きだった。
あまり反応とかシーンを作るとかそういうあり方で音を出さないように、さりとて同じ場に一緒にいるのだから、
場を共有していることを心がけて演奏する。
(これまた説明し辛い、このブログでもあまりライブの説明はしていないのはそのためです)
終演後はお客さんや出演者など皆さん交えてわいわい打ち上げ。
さすがにはっきりと感想を言い辛いライブだろうけど楽しんだ人は楽しんだよう。
山内さんは僕の資料音源を最初聞いてほとんど興味は持てなかったようだが、
一緒に演奏をして良かったといってくれた。よかった。
僕はたくさんのバンドとかユニットとかイベントやってて全部違うからなあ、そのどれもが僕なんだけど
どれが本当なんだ、といわれることが多い。本当にどれも本当だとしかいえない。
雑音のような演奏も好きだし、美しいメロディーも踊るリズムも好きだ。
そのときその場でできる一番よいことを目指してやるしかない、毎日のライブ。
この日はこの日にしか出来ない演奏がまた出来て楽しかった。
また違った形でのライブでも来てみたいと思う。
寝不足でくらくらいてるはずなんだけど、山内さんと、そして樹子さんの旦那さんのミヒャエルと話が大盛り上がり、
そして僕には珍しい自家製のワインの差し入れがおいしく、深夜まで楽しく飲み会。
宴会中
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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