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2005年10月21日

大島輝之高岡大祐沼直也トリオ@入谷なってるハウス

大島輝之g 高岡大祐blowbass 沼直也ds

制作仕事に追われる昼間ってのはいつもと変わらズ。
そのくらい渋さ知らズ関西ver西渋は手間もかかるというもの。

遅刻しちまってごめんなさいな僕。
今日は元々沼さんとデュオ設定だったものの
思いつきで大島さんを誘ってみた。
沼さんと大島さんはfeepというバンドで一緒、
僕と大島さんは松本健一さん伝いに何度も共演している。
前回はDIVERの時なのでかなり久しぶり。

沼 http://www.jah.ne.jp/~networld/naoyanuma/
大島 http://www.age.ne.jp/x/ohshima/index.html

大島沼大島さんのセッティングは
ギターにルーパー、laptopを通してある。
フィジカルコントローラーで扱っていてかなり面白い音がする。
沼さんはいつも通りのトラベルドラムセット。
僕はいつものblowbassセット、なのだが、
どうもコンタクトマイクの調子が良くない。
前回使ったサムズアップでミキサーから
強制ファンタムかかったらしいもんなあ。
低音がないすかすかのAMサウンド。
これはこれで面白いが低音が使いものにならないので
この日は急遽お店のマイクを借りてそれからプリアンプに突っ込む。
マイクはベルの奥深くに。

スタート。
マイクが管体の奥に入っているので思いつきで思いっきり入れてみる。
ハウリングが起こる、例のヒーンって音だ。
距離を調整して爆音になりすぎないところで持続させる。
あ、これは内橋さんのアイデアで活動している「mutant」という
サックス吹かないサックスバンドと同じ原理だ。
ピストンを押さえると音程が不安定に変わるのが面白くて
遊びまくっているうちに大島さんもイン。
laptop変調もそうだけど、guitar on kneeな、まあつまり
膝の上にギターを乗っけた状態で弾いていることも多い大島さん。
ギターの可能性を通常でない角度から挑んでいるのは丸出し。
予想外な音が脈絡あったりなかったりで出てくるのはたまらなく面白い。

沼さんはGYROや他でやっているものとまた違うアプローチ。
ちょっと前の彼からは想像できないと言っても良い、失礼か、
けしてリズムによるところのない始まり方から無関係なノイズの中から
紡ぎだされるようにリズムが流れる。
彼のスペシャルなところは、手癖や楽さに頼らずに
その場で一番即したものを興す、(おお字面が即興ではないか)
リズムの即興は出来る範囲内だけで済ましてしまうとスリルがない、
そこらへん自分を厳しく律しながらやっているように感じる、
褒め過ぎ?

GYROよりもずっとアブストラクトなつくり。
つまみをひねるたびにねじれるような大島さんのサウンド、
終盤にはGYRO張りに回転。

休憩挟んで2部。
今度はマイクをさらに奥へセッティング。
どうもコンタクトよりも感度があさい。
完全にベルから抜くとマイクとアンプの角度で
鋭いハウリングが起こる。
これはそのままだと耳に痛い、しかし極小音量に絞るように
ベルで遮蔽するように角度を調整すると、サイン波のような音がする。
案の定首を振ると音が変わる。
微妙なビブラートなど変化面白い。
大島さんは膝の上でギターのボディをゴムのようなもので擦ったりしている。
楽器の使い方がおかしいのはお互い様、
最近の僕は物理的に変化する音に興味があるのですっかり
エフェクターとご無沙汰してしまっている。
2部は一生懸命さに磨きがかかっていたのか、
記憶にあまり残っていない。
全くジャズの痕跡のない即興に久しぶりに専念できて
楽しい時間だったのは間違いない。

音楽の三要素はたしか
「メロディー」「リズム」「ハーモニー」だっけな
僕はどうも子供の頃から最後のやつにあまり興味がもてない。
こういう風に音を配置するとこう響きます、ってやつは
とてもよく分かるんだけど、僕の感動の重要要素ではないのだろう。
そんな仕掛けよりもただ単に「サウンド」の方がずっと感動をもたらす。
それが人間によるものである必要もないくらい。
この日、三人でやったものはグルーブとノイズの幸福な関係。
いつも僕はポピュラーミュージックの場合、
(自分はこの分野だと思ってます)
メロディーにノイズが寄り添って欲しいと願う。
純粋な音があるときには、また別のタイムで
ノイズ混じりの音があって欲しいと思う。
ノイズ=非楽音。

終演後振り返れば二人は動けないほどぐったり。
まあ僕もしんどいのだが昂揚感で何とか。
一人で祝杯を。

先日渋さで対バンしたスイスのニックベルチュのバンド、
モビレとアルハンゲリスクで対バンした同じくニックのバンド・ro-ninの
CDを交互にかける。
二人には大受けである。
渋さメンバーにはあまり受けなかったのだが。
大島さんと沼さんと僕は学年でいうと順番に
3年生2年生1年生。ほとんど同世代といっても良い。
ついにこういう世代共通感で物を作るような時か?
そりゃあ知らんが。

ここから何かをはじめたいと思ったり。
なにせ自分が聴きたい音楽を生んだ日でした。
posted by daysuke at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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